コーヒーノートのコーヒーブログ

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ブタ釜=直火式焙煎機で焙煎中の動画

焙煎の最中の直火式ブタ釜動画をどうぞ…。

振動でガタガタ揺れる床に安物の三脚を立てて撮影したのがこれです。

実際にはカメラ側がぶるぶるとブレているだけなのに、却って焙煎の熱による空気の揺らめきまで感じさせるかのような効果が得られました。

ブタ釜の正面見てもらっても直火かどうか分かりませんが、
直火式焙煎機の中でもブタ釜の場合は、バーナーとドラムの距離感がおかしく(近過ぎ)、生豆は炎をモロ被りします。

燃えさしの炎を当てるため、風味や香りがはっきりしやすいと言われています。

直火式のブタ釜コーヒーを推す理由はまさにこれです。

ネガチブをいろいろと差し引いても、『この釜で勝負に出られるかもしれん…』と夢を見させてくれるだけのユニークさがあります。(未だに夢見ているだけなのかもしれませんが!?)

今や直火式のブタ釜で焙煎したコーヒーなんて探さないと見つからなくなってしまいましたが、ブログをご覧のみなさまに『一度くらいは試してみても面白そうだ!!』と思ってもらえると嬉しいです。

コーヒーノートでは、スペシャルティコーヒー生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗浄したのち、国産初期の旧式焙煎機<直火式のブタ釜>を使って焙煎しています。


ブタ釜=直火式焙煎機を予熱

予熱中のブタ釜の動画です。【音声付き】

私はもう慣れたつもりですが、こうして見返すとやっぱりガラガラ喧しいわ。

今流行りの呼び方:ロースタリー(ROASTERY=焙煎所)には程遠く、町工場のような風情です。
ま、のんびりと気の抜けた感じがコーヒーノートに相応しくて良いですね。


画面の上の方でクルクル回っているのが「ドラム」と呼んでいる網で出来た筒状のカゴで、直火式焙煎機の大きな特徴。ここに生豆を入れて炎を直接当てて炙ります。

直火式焙煎機の中でもブタ釜の場合は、バーナーとドラムの距離感がおかしく(近過ぎ)、生豆は炎をモロ被りします。

燃えさしの炎を当てるため、風味や香りがはっきりしやすいと言われています。

直火式のブタ釜コーヒーを推す理由はまさにこれです。

反面、コゲやすいとも言われています(が、そんな簡単にコゲないです)。

今や直火式のブタ釜で焙煎したコーヒーなんて探さないと見つからなくなってしまいましたが、ブログをご覧のみなさまに『一度くらいは試してみても面白そうだ!!』と思ってもらえると嬉しいです。

コーヒーノートでは、スペシャルティコーヒー生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗浄したのち、直火式のブタ釜を使って焙煎しています。


ちなみに他の方式(半熱風式と熱風式)の焙煎機では、このドラムは鉄板を巻いた筒になっていますので、生豆が直接炎に当たることはありません。

大雑把に言うと、『直火式は燃えさしの炎と熱』『半熱風式は鉄板一枚越しの炎と熱』『熱風式はうんと遠く離した炎の熱』で焙煎するイメージです。(多分、これで合ってる…)

 


座間みやげに、座間スケッチ

座間の風景イラスト付きドリップバッグコーヒーセット『座間スケッチ』の紹介です。 (ちなみに写真は春の風景セットです)

あらためて商品を見返すと「やっぱり座間っていいとこだな…」と再認識させられますね!!
郷土を代表する物産として座間市推奨品に認定されています。

ご自宅用、記念品としてのご利用はもちろん、お引っ越しの際のお土産としても人気があって、
「こんな風景の町から越して来ました」の他、
「引っ越しても座間の風景を思い出して欲しい」と、
どちらの立場の方々からも長らくご支持を頂いています。

ご購入下さるお客様が変わってもご利用の際の目的や贈る時のお気持ちはほぼ同じ…。
節目節目にお役に立てる商品を販売させて頂けている事に感謝しています。

一度にまとめて製造するのが難しいため、特にお引越しの多い3月と4月は店頭の在庫が切れてしまう事もあります。できるだけご迷惑をかけたくありませんので、ご来店前にお問い合わせ・ご予約いただけましたら幸いです。

四季折々のイラストは全部で20種類あり、季節ごとに変えています。

パッケージに描かれた景色に身を置いた気分でおいしいコーヒーをお召し上がり下さい。

5枚セット・800円(税込み)

座間スケッチ

星谷寺イラストパッケージ

大山イラストパッケージ

いっぺい窪イラストパッケージ

大凧まつりイラストパッケージ

さがみ野さくらまつりイラストパッケージ

 

 

 


東武動物公園様オリジナルコーヒー

東武動物公園内売店「ふれあいショップわとと」様向けオリジナルコーヒー”わととブレンド”の準備が整いました。
5月の大型連休を控え、公共施設様からのご注文が増えてまいりました。
及ばすながら多くのご来場者様、ご来館者様で賑わう事を強く強く願っています。


コーヒーノートでは、さまざまな施設様向けのオリジナル商品の企画・制作を承っています。
お客様ならではの”物語=ストーリー”を風味特性に優れたコーヒーと共に、カタチある商品として具現化します。
水洗いしたスペシャルティーコーヒー生豆を座間ゆかりの希少なブタ釜で直火焙煎し、プロのデザイナー(*)による最高のパッケージで提供することをお約束します。
*:数多くの書籍の装丁デザインのほか、毎号のサッカーマガジン等の表紙&巻頭デザイン、メジャースポーツブランドの広告、国内最大級の骨董イベントのメインビジュアル&ポスターをはじめ、総合デザインを毎年手がけているデザイナーです。

【これまでの納入実績&イベント出展ほか】
国立民族学博物館様
ときわ動物園様
ときわ植物館様
東武動物公園様
上野動物園様
上野桜木あたり・ビオマダガ様

神奈川ライトハウス様
京都ライトハウス様
日本点字図書館様

駐日マダガスカル大使館様
駐日ルワンダ大使館様

マダガスカル航空様
クラブツーリズム株式会社様

わととブレンド写真<1>


DOTコーヒー、次は4月24日到着予定です

DOtコーヒーの欠品でご迷惑をかけており、申し訳ございません。

次のロットは、令和6年4月24日(水)に到着する予定です。

ちょっと先のことになってしまいました…。

コーヒーノートのオンラインショップも現在、在庫切れでご注文できない状態になっております。

店頭のほか、お電話やファックス、メールでもご予約を承りますので、よろしくお願い致します。

DOTコーヒーを初めて手に取った人にもこれがどういう商品なのか分かってもらいやすいように、パッケージ底面にラベルを追加で貼り付けました。

ラベルには、『誰もがおいしいコーヒーを作れるようにユニバーサルデザイン化しています』

『お湯に入れて待つだけで完成』『点字で作り方を表記』『目が不自由な人でも見やすいデザイン』

…と、表記してあります。

ぜひ、お手に取って点字の感触なども体感してみてください!!

底面ラベルに気付いてもらえると良いのですが…。

 

DOTコーヒー底面ラベル


コーヒーの脱カフェイン処理について

『今度の山に持って行く珈琲』『decaf〜デカフェ〜』をはじめ、現在、世界中で飲まれているカフェインレスコーヒーは、「脱カフェイン処理」されたコーヒー生豆を焙煎して作られています。

数ある脱カフェイン処理方法の中で、日本では最も一般的と思われる”水抽出法”について伝えさせていただきます。

あいにくビジュアルの用意がないもんで、テキストのみでやっていきます。

どうか投げ出さずにお付き合いください…。


コーヒーノートで取り扱っている水抽出法=マウンテンウォータープロセスについて話を進めていきます

マウンテンウォータープロセスはメキシコにあるデスカメックス(Descamex)社の脱カフェイン処理技術です

化学成分を使うことなく水(*)を使ってカフェインを抽出します

(*)抽出水にはメキシコ最高峰オリサバ山を源泉とする天然水を使用

◼️

【飽和水溶液の準備】

コーヒー生豆の水溶性成分を限界までタップンタップンに溶かし込んだ(=飽和)水溶液を作ります

(*)この飽和水溶液に生豆を浸けても、生豆に含まれている水溶性成分は1ミリ(正しくは1グラム)も溶け出せません…

◼️

【飽和水溶液からカフェインだけをフィルターで取り除く】
・・・descamex社特許

「カフェイン抜き」の飽和水溶液ができます。
(*)カフェインだけがこの飽和水溶液に溶けるようになります

これで準備が完了しました

◼️◼️◼️◼️

【対象となる豆の分析・カフェイン値を測定】

【脱カフェインしたい生豆をスチームしてふやかす】
組織を拡張・軟化させて成分を溶かしやすくする

【飽和水溶液に浸けて加圧・加温する】

(*)コーヒー生豆から飽和水溶液にカフェインだけが溶け出す
(*)加圧と加熱等で条件を整え、風味を損なうことなくカフェインだけを
取り除く

◼️

【乾燥機で乾燥する】
味わいを損なわないよう、長時間かけて3種類の乾燥システムを通す

【豆の表面をブラシで研磨、異物除去する】

【カフェイン値、水分値の品質検査後、日本に向けて出荷】

◼️

以上が、マウンテンウォタープロセスによる脱カフェイン処理の流れです

水抽出法にはこの他に、
・スイスウォータープロセス(カナダ・スイスウォーター社)
・ジャーマンウォータープロセス(ドイツ・カフェインカンパニー・製造量は世界一)
などが知られています

◼️

写真は、長時間水に浸けてふやかしたカフェインレスコーヒー生豆(下)と戻す前の生豆(上)です
大豆を水で戻すかのように、大きくふやけました

水に浸けてふやかした生豆


ときわ動物園さまに納品

山口県は宇部市にあります、ときわ動物園内売店 “TOKIWA ZOOベニア館” さまお取り扱いのオリジナル商品『ときわのお猿さんと世界のコーヒー巡り』を発送しました。

可愛いですね!!

ときわ動物園では世界各地の猿が生息環境展示(※)されており、その姿や生態を間近で観察する事ができます。
(※)生息環境展示:動物が本来生息する環境を再現したもの

水辺にある園は、吹き上がって来る冷たい風のせいもあってまだまだ寒さも厳しいと伺いました。
春が待ち遠しいですね…。

宇部市は柳井正さん、庵野秀明さんの出身地なんだそうです。


コーヒーノートでは、さまざまな施設様向けのオリジナル商品の企画・制作を承っています。
お客様ならではの”物語=ストーリー”を風味特性に優れたコーヒーと共に、カタチある商品として具現化します。

水洗いしたスペシャルティーコーヒー生豆を座間ゆかりの希少なブタ釜で直火焙煎し、プロのデザイナー(*)による最高のパッケージで提供することをお約束します。

(*)数多くの書籍の装丁デザインのほか、毎号のサッカーマガジン等の表紙&巻頭デザイン、メジャースポーツブランドの広告、国内最大級の骨董イベントのメインビジュアル&ポスターをはじめ、総合デザインを毎年手がけているデザイナーです。

【これまでの納入実績&イベント出展ほか】

国立民族学博物館様
ときわ動物園様
ときわ植物館様
東武動物公園様
上野動物園様
上野桜木あたり・ビオマダガ様

神奈川ライトハウス様
京都ライトハウス様
日本点字図書館様

駐日マダガスカル大使館様
駐日ルワンダ大使館様

マダガスカル航空様
クラブツーリズム株式会社様

第5回アフリカ開発会議(TICAD V:2013年横浜)

ときわのお猿さんと世界のコーヒー巡り

コーヒードリップバッグ


デカフェ (カフェインレス)コーヒーバッグ ができるまで<5>

有機栽培原料使用 デカフェ(カフェインレス)コーヒーバッグ

今度の山に持って行く珈琲

decaf~デカフェ~

ができるまでを画像とともにお伝えします。
今回はその5になります。

水洗いで生気を取り戻したカフェインレスコーヒー生豆をブタ釜を使って直火で焙煎します。
食品を加熱加工する作業です。

焙煎後、専用の袋に詰めたら大分の工場に送ってコーヒーバッグに加工してもらいます。

以上、ここまでが製造のおおまかな流れになります。

カフェインレスコーヒー生豆、洗浄前

カフェインレスコーヒー生豆・洗浄後

ブタ釜

焙煎中のバーナーの様子

専用の袋

カフェインレスコーヒー焙煎豆

 


コーヒーノートでは、コーヒー生豆を座間の地下水で洗って下ごしらえしたのち、今では殆ど見かけることのないブタ釜(かつて、座間で作られていた旧式の焙煎機)で直火焙煎しています。

他にはないコーヒーに関心を寄せてもらえるよう、努めてまいります。


デカフェ (カフェインレス)コーヒーバッグ ができるまで<4>

有機栽培原料使用 デカフェ(カフェインレス)コーヒーバッグ

今度の山に持って行く珈琲

decaf~デカフェ~

ができるまでを画像とともにお伝えします。
今回はその4になります。

【脇道に逸れてすみません…】

ひとつ前の投稿に、抜け殻になった豆が水に浮いている画像がありました。
あれを一粒ずつ拾うのは意外と手間がかかります。

歳の数ほど出てくる場合もありますので(節分か?)、これを一遍に掬ってしまおうということで100均で購入した「お風呂ネット・パッチン」の出番です。

浮いた豆を掬ったあとは、ネット裏の玉をつまんでパッチンすれば豆を弾き飛ばせるという大変実用的な機能が搭載されています!!
が…、意外と掬いにくい上にその効果を期待していた「パッチン」では掬った豆が飛び散って、そこらじゅうに散らかる始末。

“本来の目的=お風呂用”として使用するのが筋。
私の使い方が間違っているだけで商品そのものには何の落ち度もなく、「まぁ、(試せて)良かったね…」という少し残念な結果となりました。

現在、使用しているマウンテンウォータープロセスのロットは浮いてしまう豆がほとんどないのでパッチンの出番は本当に無くなってしまいました。 (同じ農園のものでもロットによってバラツキがあります)
風呂場でも使いません…。 ということで現在「パッチン」は店の片隅でお茶を引いています。


コーヒーノートでは、コーヒー生豆を座間の地下水で洗って下ごしらえしたのち、今では殆ど見かけることのないブタ釜(かつて、座間で作られていた旧式の焙煎機)で直火焙煎しています。

他にはないコーヒーに関心を寄せてもらえるよう、努めてまいります。

お風呂用、パッチン

パッチンで豆を掬ったところ


デカフェ (カフェインレス)コーヒーバッグ ができるまで<3>

有機栽培原料使用 デカフェ(カフェインレス)コーヒーバッグ

今度の山に持って行く珈琲

decaf~デカフェ~

ができるまでを画像とともにお伝えします。
今回はその3になります。

【マウンテンウォータープロセスでも洗います】

マウンテンウォータープロセス=脱カフェイン処理工程で、すでにコーヒー生豆を水に浸けているのに「あらためて洗う必要ある?」という意見もあるでしょうが、躊躇なくさっさと水洗いします。

 

豆を水に浸けたところ

水に浸けたところ。<上の写真>
プカプカと水に浮いている豆がありますね。
もともと未成熟だった豆だと水に浮きますが、スペシャルティーコーヒーで水に浮くようなものはまずないです。

ですので、脱カフェイン処理中『これでもか?』と言わんばかりのハードなプレイもとい、ストレスに耐えられなかったものが抜け殻となって水に浮くのだと考えられます。(蒸されたり、水溶液に浸けられて高温にされたり、圧力かけられたり真空にされたり、さまざまな方式の乾燥機にかけられたり、研磨されたり色々と大変らしい…)
*もちろん、化学薬品は一切使われません。
(水に浮く豆の割合は、同じ農園産のものでもロットによって変わります)

水の色(濃いめ
)

水の色(中くらい)

水の色(ほぼ透明)

豆を洗って笊にあげる。
水を替えながらきれいになるまで。

上の写真でも、水を替えるごとにきれいになっていっていますね。
濯いだ水には粉々になった豆のかけらのほか薄皮などが沈んでいます。

洗い終わった豆

水洗いして下拵えをすませた生豆。
ミイラのようだったものが息を吹き返し、見た目は半ナマくらいの状態に…。
ここまで、まるで乾物をもどすかのような作業でした。

基本的には他のコーヒーと一緒の作業です。

この後はブタ釜で直火焙煎します。


コーヒーノートでは、コーヒー生豆を座間の地下水で洗って下ごしらえしたのち、今では殆ど見かけることのないブタ釜(かつて、座間で作られていた旧式の焙煎機)で直火焙煎しています。

他にはないコーヒーに関心を寄せてもらえるよう、努めてまいります。

 

 

 



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