コーヒーノートのコーヒーブログ
コーヒーノート(COFFEENOTE)のブログ
コーヒーのこと
「コーヒー豆は洗った方がいい」
生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗って泥ヨゴレを落としたのち、
座間ゆかりの旧式焙煎機(通称:ブタ釜)を使い、直火で炙ってコーヒーを作っています。
コーヒーノートで使っているブタ釜は、正式名称をR27-A (4K) といいます。
今はもう存在しないメーカー、富士珈琲機械製作所で製造されていた焙煎機です。
会社は中目黒にありましたが社長さんは座間にお住まいで、ご自宅にも工房があり、私も伺ったことがあります。
ガスを用いた加熱の方式には直火式(じかびしき)・半熱風式(はんねっぷうしき)のオプッションがあり、私は直火式を選択しています。(さらには、赤外線照射ユニット付の仕様も存在していたようです)
コーヒーノート開業に合わせて発注したものが、ブタ釜最後の一台となってしまいました。
このブタ釜とも、かれこれ20年の付き合いになります。
世に出て以来、すでに40年になんなんとする旧式焙煎機です。
スペシャルティコーヒー全盛の昨今、こんな機械を使っているお店もどんどん少なくなっています。
逆に言えば「ブタ釜で焙煎したスペシャルティコーヒーは探さないと手に入らない」とも言えます。
それだけの値打ちがあるコーヒーを作れるようにと日々努めてゆくほかありません。

2023年9月4日 11:32 PM : コーヒーノート : コーヒーのことコメント(0)
「コーヒー豆は洗った方がいい」
生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗って泥ヨゴレを落としたのち、
座間ゆかりの旧式焙煎機(通称:ブタ釜)を使い、直火で炙ってコーヒーを作っています。
【ユニバーサルデザインコーヒー・DOTコーヒーは…】
1.
D(誰もが)O(おいしく)T(作れる)ユニバーサルデザインなコーヒーです
2.
カップにひとつ、コーヒーバッグを入れるだけで本格レギュラーコーヒーを楽しめます
(失敗がなく、後始末もかんたんです)
3.
点字でも作り方と賞味期限を表示しています
4.
売り上げの一部が視覚障害者福祉活動に役立てられます
【パッケージデザイン】
1.
6種類・ワンセット、視覚障害者の方に対する理解が深まるイラスト&解説付き
2.
ロービジョン(視機能の低下がある)の方にも見やすいように、フォントの選定、カラーデザインなど、専門家のアドバイスを受けてデザインしています
【香りと味わい】
香りも味わいも印象が強めのものを、と考えてブレンドしています
華やいだ印象を与える自然乾燥式(ナチュラル精製)のエチオピアモカをベースに、落ち着いた印象のコロンビア、ブラジルを独自の比率で配合し、レーズンやカカオをイメージさせる香りと味わいのコーヒーに仕上げてあります
以下、実際の製造工程をご覧ください
【あらかじめコーヒー生豆をブレンドします】
生豆の状態で配合比に基いて配合(ブレンド)してしまいます
*焙煎前に混ぜてしまう、プレミックスと呼ばれる方法です
**焙煎後に各々のコーヒーを混ぜるアフターミックスと呼ばれる方法もあります
【コーヒー生豆を洗います】
コーヒー生豆は原産国から泥付きで輸入されるため、座間の水で洗います
*プレウォッシュドコーヒーとも呼ばれています
【洗うと良いこと】
・味わいも綺麗に磨かれます(泥汚れ由来の雑味がなくなります)
・飲んだ後、爽快です
【洗わないと…】
・泥汚れも一緒にカップに注がれます
(コーヒー液+泥水=カップの中のコーヒー)
コーヒー生豆を水に浸けたところです

しばらくすると汚れが浮いてきます

生豆に付いていた泥汚れ

水を取り替えながら汚れを落としていきます

ここまできれいにします(水に混じっているのは薄皮などのごみです)

きれいになった生豆を…

やっとブタ釜で焙煎できます

【コーヒーを加工場に発送します】
コーヒーを詰める袋には取違い防止のため品名、店名を記入しておきます


【コーヒーバッグに加工されて帰ってきました】


【点字ラベルの準備】
座間市にある神奈川県視覚障害者情報センター「神奈川ライトハウス」様にて
・作り方(写真・左側)
・賞味期限(写真・右側)
2種類の点字ラベルを製作して頂いています

作り方説明書は墨字(紙に印刷)版も同梱します
<セット内容>・・・白い紙が墨字版の作り方説明書

ケース表側に点字で作り方を表記

裏側に点字で賞味期限を表記

こうして店頭に並びます

DOTコーヒーの製造工程をご覧いただきました
コーヒーを育ててくれる農家さん、輸出を担う現地のシッパーさん、輸入商社さん…。コーヒー産業に携わるすべての皆様の笑顔とともに世界を旅したコーヒーが座間の小さな私の店に届けられます。
これを焙煎加工してお客様に届けるのが私の仕事です。
これから先もおいしさだけでなく、世の中や社会を明るく照らす助けになるような商品を届けられるように商品開発を続けて参ります。
2023年2月20日 6:33 PM : コーヒーノート : DOTコーヒー , コーヒーのことコメント(0)
「コーヒー豆は洗った方がいい」
生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗って泥ヨゴレを落としたのち、
座間ゆかりの旧式焙煎機(通称:ブタ釜)を使い、直火で炙ってコーヒーを作っています。
予報通りの降雪でした。
寒い朝もコーヒーの水洗いです。
座間の水道水には8割強の地下水が含まれているため、一年を通して水温も安定しています。
素手で水を使っても意外と平気です。
水を替えながら、綺麗になるまで生豆についた汚れを落としていきます。

2023年2月10日 5:26 PM : コーヒーノート : コーヒーのことコメント(0)
「コーヒー豆は洗った方がいい」
生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗って泥ヨゴレを落としたのち、
座間ゆかりの旧式焙煎機(通称:ブタ釜)を使い、直火で炙ってコーヒーを作っています。
【コーヒーノートのコーヒーが違うところは、2つあります】
1.
コーヒー生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗っている(=座間ウォータープロセスと呼んでいます)
2.
座間で作られた旧式焙煎機(通称”ブタ釜”)を使って直火で焙煎している
【コーヒー生豆は、洗います】
・コーヒー生豆は原産国から泥付きで輸入されて来ます
(きれいに見える生豆も洗うとかなり汚れているのが分かります)
(ほとんど汚れのない綺麗な生豆というのも稀にあります)
【洗うと良いこと】
・味わいも綺麗に磨かれます(泥汚れ由来の雑味がなくなります)
・飲んだ後、爽快です
【洗わないと…】
・泥汚れも一緒にカップに注がれます
(コーヒー液+泥水=カップの中のコーヒー)
【実際に洗って焙煎してみます】

・水で洗う前の生豆(きれいに見えても泥を被っている)

・座間の地下水で水洗い(=座間ウォータープロセス)

・生豆に付いていた泥汚れ

・きれいさっぱり、洗浄後の生豆

・ブタ釜を使って直火で焙煎

・焙煎が完了しました
【おまけ=泥水いろいろ】
生産地によって泥水の色に違いがあります

・ブラジル=赤茶色

・エチオピア(水洗式)=緑色(非水洗式は茶色)
2023年1月24日 3:54 AM : コーヒーノート : コーヒーのことコメント(0)
恵方を向いて無言で飲む「恵方珈琲」は、ブルーマウンテンNo.1
〜ストーンレイ〜 50%ブレンドに切り替わっています。
コーヒーノートオンラインショップ(あるんです…)でも販売を開始しました。
「恵方珈琲」は、超高価格&ハイグレードのコーヒーを贅沢にブレンドしながらも、価格を普段飲みの倍くらいに抑えたお得なコーヒーです。
ブルーマウンテンならではの、
ふ〜んわり甘い香り、滑らかな舌触りと喉越し、なが〜い余韻、かすかな杏仁の風味をお楽しみください!!
・歳徳神さまをデザインした有難い感じのオリジナルラベル
・ガスバリア性が高く保存にも便利なチャック付きパッケージ
・脱酸素剤封入で風味長持ち
・プレゼントにも大変おすすめです
「恵方珈琲」1,500円/100g(税込)
恵方珈琲販売ページはこちら

2023年1月23日 9:44 PM : コーヒーノート : コーヒーのことコメント(0)
「コーヒー豆は洗った方がいい」
生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗って泥ヨゴレを落としたのち、
座間ゆかりの旧式焙煎機(通称:ブタ釜)を使い、直火で炙ってコーヒーを作っています。
願いを叶え、厄を払う…。
縁起物のコーヒー、「恵方珈琲」の販売が始りました!!
今年(2023年)の恵方は「南南東」。
ぜひ、恵方に向かって無言でお召し上がりください!!
「恵方珈琲」の販売はコーヒーノートの年中行事のひとつになっています。
超高価格&ハイグレードのコーヒー豆を贅沢にブレンドしながらも、普段飲みの倍くらいの価格に抑えた大変おトクなコーヒーです。
恵方巻きのように、気軽に受け入れて楽しんでもらいたいです。
初回販売分は、希少なハワイコナEx.Fancy〜ハワイアンクイーン〜を50%使用した贅沢なブレンドです。
爽やかな果実感とカラメルの風味、きれいな後味が特徴です。
焙煎前に生豆を洗浄することで、味わいの透明度がさらに上がっています。
ぜひ、お確かめください!!
(次回製造分からはブルーマウンテンNo.1〜ストーン・レイ〜50%使用のブレンドに変わる予定です)
・歳徳神さまをデザインした有難い感じのオリジナルラベル
・ガスバリア性が高く保存にも便利なチャック付パッケージ
・脱酸素剤封入で風味長持ち
・プレゼントにも大変おすすめです
恵方珈琲は、1,500円(税込)/100グラムにて販売中です。

2023年1月16日 4:43 PM : コーヒーノート : コーヒーのことコメント(0)
「コーヒー豆は洗った方がいい」
生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗って泥ヨゴレを落としたのち、
座間ゆかりの旧式焙煎機(通称:ブタ釜)を使い、直火で炙ってコーヒーを作っています。
神戸の倉庫からコーヒー生豆が届きました。
年内は手元の在庫でやり過ごせるかと思っていましたが、おかげさまで全然足りませんでした。
みなさまありがとうございます!!
生豆商社の年内配送分の受注も終了しており、「あの時、思い切って発注していなかったら…!?」と考えるとゾッとします。
写真左側はインドネシアのスペシャルティコーヒー「マンデリン・ブルーリントン」の11月末に入港したばかりの新穀(ニュークロップ)。マンデリンは収穫期がメインとサブの2回あるため、年にほぼ2回新穀が輸入されます。
写真右側はグァテマラのスペシャルティコーヒー「グァテマラ・ラ・タシータ農園」の新穀。こちらは今年の9月に入港したものです。現地では大幅な減産で品質も危ぶまれていたそうですが、「例年になく素晴らしい品質のロット」とのことです!!
みなさまと一緒にコーヒーの楽しさを分かち合えあたら、こんなに嬉しいことはありません!!
どちらも今週中には店頭に並ぶ予定です。
楽しみにお待ちいただければ、と思います!!

2022年12月20日 1:47 AM : コーヒーノート : コーヒーのことコメント(0)
「コーヒー豆は洗った方がいい」
生豆をミネラル豊かな座間の水で洗って泥ヨゴレを落としたのち、
座間ゆかりの旧式焙煎機(通称:ブタ釜)を使い、直火で炙ってコーヒーを作っています。
クリスマス、正月のコーヒーといえば、ブルーマウンテンとハワイコナ!!
日本では古くから最高級品として知られています。
コーヒーノートでは開業以来、年末の恒例として販売してまいりました。
おかげさまで今年も12月1日より好評販売中です。
つくづく美味しいコーヒーだと思います。
ブルーマウンテンとハワイコナといえば、たとえコーヒーに詳しくなくても最高級品として知らない人はいません。
「誰かと一緒に飲む、どなたかに差し上げる」という時、特別感があって必ず喜ばれるだけのネームバリューを持つコーヒーは他にないでしょう…。
間違いのない仕入れと確かな焙煎加工でご満足頂ける商品を作ることは当然ですが、説明などしなくても最高級のコーヒーとして喜んで高いお金を払って購入して頂けるのです。
これだけの市場を築き上げ、維持して下さっている関係者の方々のご尽力とお客様のお気持ちに敬意を払い、胡座をかく事なく感謝しながら販売させてもらっています。
本当にありがとうございます。これからも、お客様のご期待に応え続けられるよう努めてまいります。
生豆を洗うことで、非常に澄んだ味わいに仕上がっています。
その効果もぜひ、お確かめください。

2022年12月6日 12:18 AM : コーヒーノート : コーヒーのことコメント(0)
こんにちは。座間ブタ釜焙煎珈琲の店、コーヒーノート店主の大森です。
生豆を水洗いして汚れを落としたのち、直火で焙煎しています。
北鎌倉のお客様へのご挨拶、もう一軒はAkizuki様です。
和とフュージョンしたイタリア料理と、選りすぐりのナチュラルワインが楽しめるお店です。
にちりん製パンのご主人がご縁を繋いで下さいました。
コース仕立てのお料理一皿一皿を、それぞれにぴったりのナチュラルワインと共に…。
食材やワインにまつわる興味深いストーリーを伺いながら、奥深く刺激的な世界の入り口を垣間見させて頂きました。
多くのファンを持つAkizuki様は、食事の締め括りのコーヒーの事も大切に考えて下さっていらっしゃいます。
私どものコーヒーをお選び頂いている事は、誇らしく励みになります。
最後のコーヒーまで、素晴らしい時間と幸福感でした。
翌朝、普段とは違う身の軽さを感じました。心地良く爽快で、気分も晴れ晴れ!!
きっと身体がよろこぶ料理とお酒のおかげなのでしょう。

2022年5月27日 5:52 PM : コーヒーノート : コーヒーのことコメント(0)
こんにちは。座間市 ブタ釜コーヒーの店 コーヒーノート 店主の大森です。
100%マダガスカル産コーヒーのコーヒーバッグ『アイアイのコーヒー』新ロット製造のため、休日を利用して焙煎作業を行いました。
焙煎したコーヒーはこのあと大分の工場でコーヒーバッグに加工されます。
『アイアイのコーヒー』1ロットには20キロの焙煎豆が必要で、そのために25キロ強の生豆を焙煎します。(コーヒー生豆を焙煎すると、およそ20%目減りするからです)
現行の小型焙煎機(一般的な3キロ〜5キロ釜)ならこれくらい数バッチ程度で焼き上げてしまえると思いますが、旧式焙煎機のブタ釜の場合、かなりの回数に小分けして何バッチもこなさないと終わりません。(注:あくまで私の考えです。他のブタ釜ユーザー様それぞれのお考えを全面的に尊重します)。
ブタ釜の仕様としては4キロ釜(一度に4キロ焙煎できるサイズ)となりますが、これも普通にブタ釜を使っていた時代(40年以上前くらい?)の話。当時流通していた生豆ならそれで良かったかもしれませんが、硬く実が締まったスペシャルティコーヒーを焙煎するとなると話が違ってきます。
スペシャルティコーヒー全盛の昨今、素材は格段に良くなり、そこに求められる味わい・風味もより個性的かつ洗練されたものとなりました。
ちょっと時代遅れの焙煎機・ブタ釜でこうしたトレンドに応えてゆくには少し工夫が必要です。
※:現代の焙煎機はその圧倒的な火力と風力の他、操作面でも様々な柔軟性を備えています。
これによって素材の特性を活かすための様々な手立てを焙煎者に提供できるようになっています。
勝手にお名前を出すのも失礼なので伏せますが、銀座の超・名店様で使用されている『ブタ釜』には、スペシャルティコーヒーを焙煎するためのオリジナル・チューンが施されていると聞きます(内容は記せません…)。対して、コーヒーノートのブタ釜は無改造ノーマル仕様です(とほほ…)。
そこで、一度に焙煎する量を思い切って減らして火力・風力にゆとりを持たせています。解決策としてはこれでいいのですが、まとまった量を焙煎するときの作業量はかなりのものになります。
今回も休日を丸々使って8時間くらいかかりました。ビジネスとして考えた時、まともではない(時間&燃費)気もしますが、おかげさまで私もブタ釜も機嫌良く仕事ができています。みなさまに感謝です。
余計な手間のかかった(笑)ブタ釜コーヒーをもっとたくさんの方にお召し上がり頂けるよう、今後も努めて参りたいと思います。
アイアイのコーヒーの新ロットは1月末頃は発売の予定です。

2022年1月27日 12:07 AM : コーヒーノート : アイアイのコーヒー , コーヒーのことコメント(0)
