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アイアイのコーヒー

アイアイのコーヒー新ロット準備

こんにちは。座間市 ブタ釜コーヒーの店 コーヒーノート 店主の大森です。

100%マダガスカル産コーヒーのコーヒーバッグ『アイアイのコーヒー』新ロット製造のため、休日を利用して焙煎作業を行いました。

焙煎したコーヒーはこのあと大分の工場でコーヒーバッグに加工されます。


『アイアイのコーヒー』1ロットには20キロの焙煎豆が必要で、そのために25キロ強の生豆を焙煎します。(コーヒー生豆を焙煎すると、およそ20%目減りするからです)

現行の小型焙煎機(一般的な3キロ〜5キロ釜)ならこれくらい数バッチ程度で焼き上げてしまえると思いますが、旧式焙煎機のブタ釜の場合、かなりの回数に小分けして何バッチもこなさないと終わりません。(注:あくまで私の考えです。他のブタ釜ユーザー様それぞれのお考えを全面的に尊重します)。

ブタ釜の仕様としては4キロ釜(一度に4キロ焙煎できるサイズ)となりますが、これも普通にブタ釜を使っていた時代(40年以上前くらい?)の話。当時流通していた生豆ならそれで良かったかもしれませんが、硬く実が締まったスペシャルティコーヒーを焙煎するとなると話が違ってきます。


スペシャルティコーヒー全盛の昨今、素材は格段に良くなり、そこに求められる味わい・風味もより個性的かつ洗練されたものとなりました。

ちょっと時代遅れの焙煎機・ブタ釜でこうしたトレンドに応えてゆくには少し工夫が必要です。

※:現代の焙煎機はその圧倒的な火力と風力の他、操作面でも様々な柔軟性を備えています。
これによって素材の特性を活かすための様々な手立てを焙煎者に提供できるようになっています。

勝手にお名前を出すのも失礼なので伏せますが、銀座の超・名店様で使用されている『ブタ釜』には、スペシャルティコーヒーを焙煎するためのオリジナル・チューンが施されていると聞きます(内容は記せません…)。対して、コーヒーノートのブタ釜は無改造ノーマル仕様です(とほほ…)。

そこで、一度に焙煎する量を思い切って減らして火力・風力にゆとりを持たせています。解決策としてはこれでいいのですが、まとまった量を焙煎するときの作業量はかなりのものになります。
今回も休日を丸々使って8時間くらいかかりました。ビジネスとして考えた時、まともではない(時間&燃費)気もしますが、おかげさまで私もブタ釜も機嫌良く仕事ができています。みなさまに感謝です。


余計な手間のかかった(笑)ブタ釜コーヒーをもっとたくさんの方にお召し上がり頂けるよう、今後も努めて参りたいと思います。

アイアイのコーヒーの新ロットは1月末頃は発売の予定です。

アイアイのコーヒーバッグ


アイアイのコーヒーを13年ぶりに再発売!

アイアイのコーヒーを2008年11月11日以来、約13年ぶりにリニューアル発売いたしました。
10年ぶりに輸入されたとても珍しいコーヒー(マダガスカル産ブルボン種)です。
本格的な美味しさを手軽に楽しんでいただけるように、コーヒーバッグに加工しました。

・売り上げの一部は、マダガスカルの自然保護に役立てられます
アイアイのコーヒーをおいしく飲んでいただくことで、マダガスカルの自然保護に参加できる仕組みになっています

・上野動物園のアイアイがモデルになった可愛いパッケージ
子供造形教室の生徒さんたちが描いてくれたアイアイがデザインされています(全12種類)

こちらからアイアイのコーヒーの情報を少しずつ発信してまいります。

マダガスカル産コーヒー=アイアイのコーヒーをよろしくお願いします!



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