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デカフェ (カフェインレス)コーヒーバッグ ができるまで<3>

有機栽培原料使用 デカフェ(カフェインレス)コーヒーバッグ

今度の山に持って行く珈琲

decaf~デカフェ~

ができるまでを画像とともにお伝えします。
今回はその3になります。

【マウンテンウォータープロセスでも洗います】

マウンテンウォータープロセス=脱カフェイン処理工程で、すでにコーヒー生豆を水に浸けているのに「あらためて洗う必要ある?」という意見もあるでしょうが、躊躇なくさっさと水洗いします。

 

豆を水に浸けたところ

水に浸けたところ。<上の写真>
プカプカと水に浮いている豆がありますね。
もともと未成熟だった豆だと水に浮きますが、スペシャルティーコーヒーで水に浮くようなものはまずないです。

ですので、脱カフェイン処理中『これでもか?』と言わんばかりのハードなプレイもとい、ストレスに耐えられなかったものが抜け殻となって水に浮くのだと考えられます。(蒸されたり、水溶液に浸けられて高温にされたり、圧力かけられたり真空にされたり、さまざまな方式の乾燥機にかけられたり、研磨されたり色々と大変らしい…)
*もちろん、化学薬品は一切使われません。
(水に浮く豆の割合は、同じ農園産のものでもロットによって変わります)

水の色(濃いめ
)

水の色(中くらい)

水の色(ほぼ透明)

豆を洗って笊にあげる。
水を替えながらきれいになるまで。

上の写真でも、水を替えるごとにきれいになっていっていますね。
濯いだ水には粉々になった豆のかけらのほか薄皮などが沈んでいます。

洗い終わった豆

水洗いして下拵えをすませた生豆。
ミイラのようだったものが息を吹き返し、見た目は半ナマくらいの状態に…。
ここまで、まるで乾物をもどすかのような作業でした。

基本的には他のコーヒーと一緒の作業です。

この後はブタ釜で直火焙煎します。


コーヒーノートでは、コーヒー生豆を座間の地下水で洗って下ごしらえしたのち、今では殆ど見かけることのないブタ釜(かつて、座間で作られていた旧式の焙煎機)で直火焙煎しています。

他にはないコーヒーに関心を寄せてもらえるよう、努めてまいります。

 

 

 



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