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DOTコーヒー

DOTコーヒー、次は4月24日到着予定です

DOtコーヒーの欠品でご迷惑をかけており、申し訳ございません。

次のロットは、令和6年4月24日(水)に到着する予定です。

ちょっと先のことになってしまいました…。

コーヒーノートのオンラインショップも現在、在庫切れでご注文できない状態になっております。

店頭のほか、お電話やファックス、メールでもご予約を承りますので、よろしくお願い致します。

DOTコーヒーを初めて手に取った人にもこれがどういう商品なのか分かってもらいやすいように、パッケージ底面にラベルを追加で貼り付けました。

ラベルには、『誰もがおいしいコーヒーを作れるようにユニバーサルデザイン化しています』

『お湯に入れて待つだけで完成』『点字で作り方を表記』『目が不自由な人でも見やすいデザイン』

…と、表記してあります。

ぜひ、お手に取って点字の感触なども体感してみてください!!

底面ラベルに気付いてもらえると良いのですが…。

 

DOTコーヒー底面ラベル


DOTコーヒー届きました

「コーヒー豆は洗った方がいい」
生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗って泥ヨゴレを落としたのち、
座間ゆかりの旧式焙煎機(通称:ブタ釜)を使い、直火で炙ってコーヒーを作っています。


しばらく欠品していたDOTコーヒー、できたての新しいロットが到着しています。

誰もがおいしいコーヒーを作れるようにユニバーサルデザイン化したコーヒーです。
・お湯に入れて待つだけで完成
・点字で作り方を表記
・目が不自由な人でも見やすいデザイン(適切な色使いとフォントを選定)

”コーヒーのおいしさ、楽しみを多くの人たちと分かち合いたい”
それを叶えるための具体的な商品として2018年に製品化しました。

商品の点字ラベルは神奈川県視覚障害者情報センター「神奈川ライトハウス」にて
製作してもらっています。

また、売り上げの一部を視覚障害者福祉に役立ててもらっています。

オンラインショップの方も在庫復活の準備を進めてまいりますので、
ぜひお買い求めくださいますようお願い申し上げます。


「ユニバーサルデザイン」について三重県のホームページにわかりやすい解説が出ていました。
もしよろしければご覧ください。

三重県ユニバーサルデザインのまちづくり

 

DOTコーヒー工場から届いた状態

DOTコーヒー、コーヒーバッグの中身

DOTコーヒーパッケージ


塙保己一大賞

「コーヒー豆は洗った方がいい」
生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗って泥ヨゴレを落としたのち、
座間ゆかりの旧式焙煎機(通称:ブタ釜)を使い、直火で炙ってコーヒーを作っています。


普段はもとより、DOTコーヒーの監修でも大変お世話になっている神奈川県視覚障害者福祉協会の鈴木孝幸理事長が「第16回 塙保己一(はなわ ほきいち)大賞」を受賞されました。

この祝賀会の引き出物の一つとして、DOTコーヒーを納品させて頂きました。

【塙保己一賞】
塙保己一の出身地である埼玉県が制定した賞で、
「日本国内に在住し活動する者で、障害がありながらも塙保己一のように不屈の精神力により、社会的に顕著な活躍をしてきた障害のある個人」を表彰します。
鈴木理事長はこのたび、映えある大賞を受賞されました。(大賞の他に奨励賞、貢献賞があります)

【塙保己一】
江戸時代後期の全盲の学者で、誰もが知るヘレン・ケラー自身が「人生の目標としてきた」と語った人物です。
散逸・消滅が懸念される、日本古来の貴重な書籍・文献(万葉集や徒然草なども含まれる)を後世に伝えてゆくため、全国から収集し、666冊にもなる『群書類従』という日本の文化史上に類を見ない大文献集を編集・発行しました。発行に際して製作された約2万枚にもおよぶ版木は、関東大震災・太平洋戦争を潜り抜けて渋谷の温故学会会館で大切に保存されています。また20字x20行の400字詰めに統一されており、現在の原稿用紙の基本様式となっています。

第16回 塙保己一賞 受賞者(埼玉県サイトへのリンク)

【鈴木孝幸理事長のこと…】
・私たちを明るく、前向きな気持ちにさせて下さいます。
・さまざまな事にチャレンジを続けていらっしゃいます。
・その理念に共感する人や協力者に囲まれています。

このたびの塙保己一大賞の受賞、本当におめでとうございます。

*DOTコーヒーのパッケージのイラストは制作にごご協力いただいたお二方、鈴木孝幸理事長と福喜多恭子・神奈川ライトハウス所長をモデルに描かれています。

DOTコーヒーの写真です。パッケージイラストのモデルは鈴木孝幸理事長

祝賀会場(前日)の様子


点字を打つ

「コーヒー豆は洗った方がいい」
生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗って泥ヨゴレを落としたのち、
座間ゆかりの旧式焙煎機(通称:ブタ釜)を使い、直火で炙ってコーヒーを作っています。


通販でDOTコーヒーをお買い上げのお客様に、点字でお礼を書いて添えています。
とは言え、一筆箋サイズにごく簡単な文章だけです(カタコト…)。

小型点字器を使って、専用の点字用紙に「書く」というより「打って」いきます。

点字は横書きです。

読む時は
左から右に読みます。

書く時は
右から左に書きます。

読む時と書く時では文字も反転します。

読み・書き、と使いこなしていらっしゃる皆さんはすごいと思います。


カタコトのお礼状とはいえ、間違いがないように点訳ソフトを使って翻訳の後に手打ちし、実際に読んでもらって添削をお願いする事もあります。

慣れもあって最近は添削なしの事がほとんどですが、もしかしたら誤字・脱字等あるかもしれません。(申し訳ございません…)

ほんの少〜しだけですが、異なるコミニュケーションの手段を使えるというのは嬉しいですね。


コーヒーを育ててくれる農家さん、輸出を担う現地のシッパーさん、輸入商社さん…。コーヒー産業に携わるすべての皆様の笑顔とともに世界を旅したコーヒーが座間の小さな店に届けられます。
これを焙煎加工してお客様に届けるのがコーヒーノートの仕事です。
おいしさだけでなく、身の回りを明るく照らす助けになるような商品づくりに努めてまいります。

点字用紙と小型点字器です。 定規と点筆、用紙が写っています。

 


DOTコーヒー製造工程を紹介します

「コーヒー豆は洗った方がいい」
生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗って泥ヨゴレを落としたのち、
座間ゆかりの旧式焙煎機(通称:ブタ釜)を使い、直火で炙ってコーヒーを作っています。


【ユニバーサルデザインコーヒー・DOTコーヒーは…】

1.
D(誰もが)O(おいしく)T(作れる)ユニバーサルデザインなコーヒーです
2.
カップにひとつ、コーヒーバッグを入れるだけで本格レギュラーコーヒーを楽しめます
(失敗がなく、後始末もかんたんです)
3.
点字でも作り方と賞味期限を表示しています
4.
売り上げの一部が視覚障害者福祉活動に役立てられます


【パッケージデザイン】
1.
6種類・ワンセット、視覚障害者の方に対する理解が深まるイラスト&解説付き
2.
ロービジョン(視機能の低下がある)の方にも見やすいように、フォントの選定、カラーデザインなど、専門家のアドバイスを受けてデザインしています

【香りと味わい】
香りも味わいも印象が強めのものを、と考えてブレンドしています

華やいだ印象を与える自然乾燥式(ナチュラル精製)のエチオピアモカをベースに、落ち着いた印象のコロンビア、ブラジルを独自の比率で配合し、レーズンやカカオをイメージさせる香りと味わいのコーヒーに仕上げてあります


以下、実際の製造工程をご覧ください

【あらかじめコーヒー生豆をブレンドします】
生豆の状態で配合比に基いて配合(ブレンド)してしまいます

*焙煎前に混ぜてしまう、プレミックスと呼ばれる方法です
**焙煎後に各々のコーヒーを混ぜるアフターミックスと呼ばれる方法もあります

【コーヒー生豆を洗います】
コーヒー生豆は原産国から泥付きで輸入されるため、座間の水で洗います
*プレウォッシュドコーヒーとも呼ばれています

【洗うと良いこと】
・味わいも綺麗に磨かれます(泥汚れ由来の雑味がなくなります)
・飲んだ後、爽快です

【洗わないと…】
・泥汚れも一緒にカップに注がれます
(コーヒー液+泥水=カップの中のコーヒー)

コーヒー生豆を水に浸けたところです
コーヒー生豆を水に浸けたところ

しばらくすると汚れが浮いてきます
コーヒー生豆から汚れが浮いてきたところ

生豆に付いていた泥汚れ
コーヒー生豆に付いていた泥汚れの一部

水を取り替えながら汚れを落としていきます
水を取り替えながら洗浄します

ここまできれいにします(水に混じっているのは薄皮などのごみです)
水が澄んできれいになるまで洗います

きれいになった生豆を…
洗浄後のコーヒー生豆

やっとブタ釜で焙煎できます
焙煎機から取り出したコーヒー


【コーヒーを加工場に発送します】

コーヒーを詰める袋には取違い防止のため品名、店名を記入しておきます
コーヒーを入れる袋に品名、店名を記入

コーヒーを袋に詰めて加工場に発送


【コーヒーバッグに加工されて帰ってきました】

コーヒーバッグが届きました・段ボール2箱

段ボール開梱して中身を確認


【点字ラベルの準備】
座間市にある神奈川県視覚障害者情報センター「神奈川ライトハウス」様にて
・作り方(写真・左側)
・賞味期限(写真・右側)
2種類の点字ラベルを製作して頂いています

2種類の点字ラベルの写真

作り方説明書は墨字(紙に印刷)版も同梱します
<セット内容>・・・白い紙が墨字版の作り方説明書
DOTコーヒーのセット内容

ケース表側に点字で作り方を表記
ケースおもて側に点字ラベル貼り付け

裏側に点字で賞味期限を表記
ケースうら側に点字ラベル貼り付け

こうして店頭に並びます
店頭に並べたDOTコーヒー


DOTコーヒーの製造工程をご覧いただきました

コーヒーを育ててくれる農家さん、輸出を担う現地のシッパーさん、輸入商社さん…。コーヒー産業に携わるすべての皆様の笑顔とともに世界を旅したコーヒーが座間の小さな私の店に届けられます。
これを焙煎加工してお客様に届けるのが私の仕事です。
これから先もおいしさだけでなく、世の中や社会を明るく照らす助けになるような商品を届けられるように商品開発を続けて参ります。


さわる!“触”の大博覧会に行ってきました

こんにちは。座間市にあるブタ釜コーヒーの店 コーヒーノート 店主の大森です。

みなさまにご報告申し上げるのが遅くなってしまいましたが、昨年の11/22、大阪の国立民族学博物館で開催された特別展「ユニバーサルミュージアム〜さわる蝕の大博覧会〜」に出かけてまいりました。
民博に出かけるのは7年ぶりです。(しかも今回は日帰りです!!)


DOTコーヒーについてのご感想とアドバイスのお電話を頂いた事が、本特別展実行委員長の広瀬浩二郎先生と知り合うきっかけでした。

その後「点字毎日(日本で唯一の点字新聞)」編集部にご縁を繋げて下さり、おかげさまで全国の視覚障害者の方々に点字を通してDOTコーヒーの事を知ってもらうことができました。

会場で直接お会いして日頃のお礼を申し上げるのが、この日の目的のひとつでした。


視覚に依らず、触って鑑賞する作品が並ぶ会場ー。
こちらから歩み寄って作品に触れる、というアクティブな鑑賞スタイルは新鮮でした。
戸惑いながら蝕れていくうち、「よっしゃ、次(の作品)いってみよ〜!!」というふうに、
新たな刺激や感触を得ようと積極的になってゆく自身の変化も可笑しかったです。

・掌だけでなく、全身を預けてその感覚を楽しむ作品などもあり、さまざまなチャレンジを感じました
・蝕覚も個人的なものである一方、誰とも共感できるものでもあると再認識しました


鑑賞後、民博ミュージアム・ショップに伺いました。
「世界ドリップ紀行」のほか、特別展に合わせて「DOTコーヒー(みんぱくVer.)」も販売していただいておりました。スタッフの皆様にご挨拶し、国立民族学博物館を後にしました。

特別展が示すビジョンに相応しい商品としてDOTコーヒーが今後も成長するよう、努めてまいりたいと思います。

特別展入口


DOTコーヒー・みんぱく仕様

ブタ釜コーヒーの店 コーヒーノート店主の大森です
こんにちは。

本日9月2日より開催された
国立民族学博物館の特別展
ユニバーサル・ミュージアム–さわる!”蝕”の大博覧会

に合わせて、同館のミュージアム・ショップ様でDOTコーヒーも販売していただいております
みんぱく特別仕様となっています

国立民族学博物館 広瀬 浩二郎 先生 推薦
という点字ラベルを貼り付けています

DOTコーヒー 特別仕様


ユニバーサル・ミュージアム–さわる!”蝕”の大博覧会-開催

ブタ釜コーヒーの店 コーヒーノート店主の大森です。
こんにちは。

国立民族学博物館の特別展
ユニバーサル・ミュージアム–さわる!”蝕”の大博覧会
が本日9月2日より開催されました
おめでとうございます

図録のほか、
特別展オリジナルグッズも販売されているそうです


DOTコーヒーの紹介(その1)

ブタ釜コーヒーの店 コーヒーノート店主の大森です。
こんにちは。

DOTコーヒーのことを紹介させてくださいね!

D(誰もが)
O(美味しく)
T(作れる)

ユニバーサルデザインなコーヒー、それがDOTコーヒーです!!
DOTは点字のドットのことも指しています(ダブルミーニング!!)

【コーヒーバッグタイプのコーヒーです】
・形状と使い方はティーバッグと同じです
・カップにDOTコーヒーとお湯を注ぐだけで、飲みたい時に簡単にレギュラーコーヒーを淹れることができます
・カップに分量の水とDOTコーヒーを入れて電子レンジで作ることも出来ます(コンロの火を使えない方のやけどを回避)
・半身が不自由な方にも(自分で作れる)と、お使い頂いています

【ケースには点字で作り方と賞味期限を記載しています】
・目の不自由な方にもご利用いただいています

【パッケージは視覚障害者の方に対する理解が深まる解説付き】
・全部で7種類、街で目の不自由な方に出会った時、私たちに何かできることはないか、思いを巡らす助けになることを願って作成しました
・神奈川県視覚障害者情報センター「神奈川ライトハウス」の福喜多恭子所長、同施設の運営母体であるNPO法人・神奈川県視覚障害者福祉協会の鈴木孝幸理事長に監修して頂きました

【パッケージデザインの工夫】
・ロービジョン(視機能の低下がある)の方にとって、黒地に白の丸ゴシック体文字がもっとも見えやすいというデータを基に、フォントの選定、カラーデザインなど、専門家のアドバイスを受けてデザインしています

【点字ラベル製作】
神奈川県視覚障害者情報センター「神奈川ライトハウス」で製作して頂いています

【売上の一部を視覚障害者福祉に寄付しています】
おいしいコーヒーを飲むことが、身の周りを明るくすることに繋がるように願っています

DOTコーヒー発売当初、地元タウン誌でご紹介頂いた時の記事です
記者さんがとても分かりやすく書いてくださっています

タウンニュース座間版(リンク)

DOTコーヒーおもて

DOTコーヒー うら


みんぱく特別展・追記

さきほどの国立民族学博物館の特別展

ユニバーサル・ミュージアム ―― さわる!“触”の大博覧会
について、広瀬浩二郎先生からプレスリリース資料をご提供頂きましたので、ご案内させて頂きますね。

下記リンクをご参照ください。

特別展プレスリリース



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