コーヒーノートのコーヒーブログ

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DOTコーヒー製造工程を紹介します

「コーヒー豆は洗った方がいい」
生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗って泥ヨゴレを落としたのち、
座間ゆかりの旧式焙煎機(通称:ブタ釜)を使い、直火で炙ってコーヒーを作っています。


【ユニバーサルデザインコーヒー・DOTコーヒーは…】

1.
D(誰もが)O(おいしく)T(作れる)ユニバーサルデザインなコーヒーです
2.
カップにひとつ、コーヒーバッグを入れるだけで本格レギュラーコーヒーを楽しめます
(失敗がなく、後始末もかんたんです)
3.
点字でも作り方と賞味期限を表示しています
4.
売り上げの一部が視覚障害者福祉活動に役立てられます


【パッケージデザイン】
1.
6種類・ワンセット、視覚障害者の方に対する理解が深まるイラスト&解説付き
2.
ロービジョン(視機能の低下がある)の方にも見やすいように、フォントの選定、カラーデザインなど、専門家のアドバイスを受けてデザインしています

【香りと味わい】
香りも味わいも印象が強めのものを、と考えてブレンドしています

華やいだ印象を与える自然乾燥式(ナチュラル精製)のエチオピアモカをベースに、落ち着いた印象のコロンビア、ブラジルを独自の比率で配合し、レーズンやカカオをイメージさせる香りと味わいのコーヒーに仕上げてあります


以下、実際の製造工程をご覧ください

【あらかじめコーヒー生豆をブレンドします】
生豆の状態で配合比に基いて配合(ブレンド)してしまいます

*焙煎前に混ぜてしまう、プレミックスと呼ばれる方法です
**焙煎後に各々のコーヒーを混ぜるアフターミックスと呼ばれる方法もあります

【コーヒー生豆を洗います】
コーヒー生豆は原産国から泥付きで輸入されるため、座間の水で洗います
*プレウォッシュドコーヒーとも呼ばれています

【洗うと良いこと】
・味わいも綺麗に磨かれます(泥汚れ由来の雑味がなくなります)
・飲んだ後、爽快です

【洗わないと…】
・泥汚れも一緒にカップに注がれます
(コーヒー液+泥水=カップの中のコーヒー)

コーヒー生豆を水に浸けたところです
コーヒー生豆を水に浸けたところ

しばらくすると汚れが浮いてきます
コーヒー生豆から汚れが浮いてきたところ

生豆に付いていた泥汚れ
コーヒー生豆に付いていた泥汚れの一部

水を取り替えながら汚れを落としていきます
水を取り替えながら洗浄します

ここまできれいにします(水に混じっているのは薄皮などのごみです)
水が澄んできれいになるまで洗います

きれいになった生豆を…
洗浄後のコーヒー生豆

やっとブタ釜で焙煎できます
焙煎機から取り出したコーヒー


【コーヒーを加工場に発送します】

コーヒーを詰める袋には取違い防止のため品名、店名を記入しておきます
コーヒーを入れる袋に品名、店名を記入

コーヒーを袋に詰めて加工場に発送


【コーヒーバッグに加工されて帰ってきました】

コーヒーバッグが届きました・段ボール2箱

段ボール開梱して中身を確認


【点字ラベルの準備】
座間市にある神奈川県視覚障害者情報センター「神奈川ライトハウス」様にて
・作り方(写真・左側)
・賞味期限(写真・右側)
2種類の点字ラベルを製作して頂いています

2種類の点字ラベルの写真

作り方説明書は墨字(紙に印刷)版も同梱します
<セット内容>・・・白い紙が墨字版の作り方説明書
DOTコーヒーのセット内容

ケース表側に点字で作り方を表記
ケースおもて側に点字ラベル貼り付け

裏側に点字で賞味期限を表記
ケースうら側に点字ラベル貼り付け

こうして店頭に並びます
店頭に並べたDOTコーヒー


DOTコーヒーの製造工程をご覧いただきました

コーヒーを育ててくれる農家さん、輸出を担う現地のシッパーさん、輸入商社さん…。コーヒー産業に携わるすべての皆様の笑顔とともに世界を旅したコーヒーが座間の小さな私の店に届けられます。
これを焙煎加工してお客様に届けるのが私の仕事です。
これから先もおいしさだけでなく、世の中や社会を明るく照らす助けになるような商品を届けられるように商品開発を続けて参ります。



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